看護師の給料の頭打ちについて

看護師の給料が頭打ちか否かについては、勤務している医療機関によって異なります。看護師経験年数や年齢によって徐々に給料が上がっていく職場はもちろんあります。

 

しかしある程度の年齢に達すると、給料はほとんど止まってしまう医療機関があることも確かです。一般的には毎年基本給は4月になると上がります。

 

増額する金額の基準は、医療機関によって異なります。20代や30代の看護師は3000円、5000円と基本給が上がるのに対して、40代では2000円、50代では1000円、60代では一円も上がらなくなる医療機関もあります。しかし、50代の看護師で1000円も上がるのだから、考え方によっては良心的な医療機関であるといえるかもしれません。

 

頭打ちされる看護師は、若い看護師よりも経験もあり技術面では優れていても、中高年の看護師であるというだけで基本給が上がらなくなってしまうのです。肉体的な業務は全く同じことをしていて、夜勤も若い看護師と同じ回数をしていて、患者さんからの信頼を得ていたとしてもです。

 

退職するまで看護師の基本給を上げ続けていると、退職金は当然高額になってしまいます。雇う側の医療機関では、そのことを懸念しているのでしょう。

 

給料が頭打ちになったことを理由に、他の医療機関に転職しようと考える看護師は少ないです。給料に関しては少し不満があったとしても、また新たな職場で一から仕事や患者さんのことを覚えるのであれば、まだ今のままの方が良いと考える看護師が多いからです。一般に中高年の看護師は、新しいことに順応しずらいという点がありますから、頭打ちされたとしても我慢して仕事を続けるでしょう。

 

看護師を募集する医療機関の中には、年齢に関係なく給与が増えていくところもあります。自分の能力に適した基本給の額であるか、ある程度の年齢で頭打ちになることはないかなどに関して、確認してから就職するとよいですね。